山口県内における労働災害の発生状況(平成27年)
厚生労働省山口労働局が、平成28年4月28日付けで、山口県内における労働災害の発生状況を公表しています。
1.死亡災害の発生状況
・労働災害による死亡者数は13人で、前年に比べて6人減少
・死亡者の多い業種は、製造業や建設業
・事故の型は、「崩壊・倒壊」、「交通事故」、「激突され」、「飛来・落下」など
2.死傷災害発生状況
・労働災害による死傷者数(死亡・休業4日以上)は1274人で、前年に比べて90人増加
・死傷者の多い業種は、製造業、建設業、商業、保健衛生業、運輸交通業
・事故の型は、「転倒」、「墜落・転落」、「はさまれ・巻き込まれ」など
労働災害は、労災保険により一定の補償がなされますが、休業損害の一部や慰謝料などは労災保険ではまかなえず、また、後遺障害が残ったときの補償も不十分です。
そのような場合、安全への配慮が足らなかった会社や、労働災害の原因となった第三者に対して、補償を求めることが考えられます。
当事務所が過去に取り扱った労働災害でも、会社に対して1000万円以上の補償を求めているものもあります。
当事務所は山口県山口市の弁護士であり、労働災害に関する相談は初回無料ですので、どのような補償を受けられるか、補償を求めるときにどうすればいいのか、いつでも安心してご相談ください。
2016年11月22日 | カテゴリー:ブログ |